第十一話:個性的で手強いボスの面々

DIARY

こうして、幾度の挫折も経験しつつ、私のパーティーは確実に育って行った。
ならばやることはひとつ!

各々の地域のボスに、戦いを挑むことである。

マップを見ると、東西南北にダンジョンがあるが、
そこには、それぞれ2種類のボスがいる。
つまり、8種類のボスがいる!!!

そして、レベル1、3、5のそれぞれのダンジョンに、異なる強さの同じボスがいるから、
つごう24回、ボスと戦うことになる。

そこで今回は、ボスを倒していった、精鋭たちの話をしよう。

そう。武勇伝ですwww

■東のダンジョン:Cove

先に述べたSirenは、東のダンジョン、Coveの1番目のボスだが、誘惑の歌を使って
味方を寝返らせる攻撃をするのは、既に説明したとおりだ。

しかし2番目のボス、Drowned Crewはさらに凄かった。

「溺れた船員」の名だけあって、仲間の一人を道連れに溺れさせてくるのだ。
溺れさせられたヒーローは鎖に繋がれ、周囲が水に覆われていて、ターン毎にダメージを受ける。
溺れさせてくる敵をその都度倒していけば、それほど苦戦しない物の、
溺れているヒーローの苦しさが、プレイヤーにも伝わってきて、
精神的ダメージを与える、そんなボスだ。

■北のダンジョン:Ruins

北のダンジョン、Ruinsは、アンデッドの巣窟で、ボスもアンデッドっぽい。
そこまで嫌らしい攻撃はしてこないものの、たまにダメージの大きい攻撃をしてくるので、
守りのBuff技の重ね掛けや、ダメージを受けたらすぐ回復、の基本は、決して怠らないこと。
また、アンデッドだけあって、守りが堅い。

しかしBleed(出血)は効かないが、Blightは効くので、
これを使って少しずつダメージを与えるという、
アンデッドとの戦い方の基本を守れば、大丈夫だろう。

ただし、2種類のボスはいずれも、最後列にいる。
最初のネクロマンサーは、現れた時こそ1体だが、
次々前列に雑魚敵を召喚していく。

しかも雑魚敵を倒しても、すぐに新たな敵を呼ぶので、
最後列への攻撃が可能なヒーロー達で挑みたい。
HellionのIron Swanや、Crusaderが後列にいる時に使えるHoly Ranceなどが有効だろう。

■西のダンジョン:Warrens

西のダンジョン、Warrensは、獣系の敵が多く、ボスも獣系だ。
最初のボス、Swine Princeは前から3列分を占拠する巨体で、
見た目だけでプレイヤーを圧巻させてくる。

攻撃方法も、マークを付けて大ダメージを与えてくるが、
嫌らしい攻撃はしてこないので、守りのBuffスキルを使い、
ダメージを受けたら回復、という正攻法で行けば、大丈夫だ。

またお供にWilburという敵が最後尾にいるが、
こいつがスタンやマークなどしてきて厄介なので
最後列を攻撃できるヒーローで、さっさと倒してしまうこと!
倒すと、Swine Priceが、また呼ぶがその分時間稼ぎになる。

2番目のボス、Fleshは、手強いというより、見た目が奇妙だ。
4つのパーツで構成されているが、HPは共有していて、
どこのパーツを攻撃してもダメージを与えられる。

その分パーツごとに攻撃をしてくるが、守りを固めて正攻法で行けば良い。

しかし、うねうねとパーツごとに位置を変えていく、
その奇妙な見た目に、プレイヤーは圧倒されるだろう。

さて、残るは南のWealdだが、ここは特にやばい。
ボスも強すぎるが、通常の敵も、他と比べて厄介な奴ばかり。
あまりにやばすぎるので、次の回は、1回かけて、ボスの話以外にも、
まるまるWealdのことを話します!