第十話:Shrinkerとの奇妙な戦い

DIARY

VVolfでの仲間の全滅。。。
ただそれを悲観しているだけにはいかない。
それがダーケストダンジョン!

先に進まねばならんのだ!

前に進むため、せめて全滅してしまったヒーローが装着していたTrinketを
取り戻しに行く!

本来なら死んでしまったヒーローが装着していたTrinketは
手元に戻ることはないが、イベントで「Shrinker」という敵と
戦うことで8個取り戻すことができるのだ!

このShrinkerは、中盤の最初の頃に、アクセサリを8個盗んでしまう。
南のWealdに現れる、鳥のマークのアイコンがShrinkerのダンジョンで、
戦いに勝てば取り返すことが出来る。

その後は、今回のように、パーティーが全滅した後にも現れ、
勝つことで、彼らの持っていたTrinketを取り返すことが出来るようになる。

ダンジョンと言っても、入ったらすぐボス戦なので、松明も食糧も全く必要ない。
ただし、出血(Bleed)攻撃をしてくるから、包帯をたくさん持っていくことをオススメする!

このShrinker、特に何もない時にもたまに現れ、
倒すとレアなTrinketを手に入れることが出来ることもある。
一体どこから盗んできたのやら。。。

しかし、このクエストの成功報酬額はゼロであり、戦闘終了後の仲間のストレス治療で
赤字になることもあるから、特に気にならなければ、無視してもかまわない。

そんなShrinkerとの戦いは、かなりイレギュラーなものになるため、
パーティー編成も独特なものがいい。

Shrinkerは、自分の巣とペアで現れ、前列や後列に移動する。

しかし、攻撃をしても、DODGE(回避率)が60台と大変高いため、なかなか攻撃が当たらない。。。
このため、ダメージを与えることが大変困難な敵である。
それに加えて、くちばしによるこちらへの攻撃のダメージは20近く、決して弱い敵ではない。

しかし!である。Shrinkerは、4ターンが経過すると、突然自爆して戦闘は終了する。
つまり、回復などをして4ターン持ちこたえさえすれば、こちらの勝利なのだ!
ふっはっはっはっはー!!!

だが。これがまたさらに奇妙なのだが、
Shrinkerは自爆時にヒーローに『60前後』という半端ないストレスを与えてくる。

この攻撃は回避可能なので、うまく回避できれば難を逃れられるが、
運悪くこの攻撃をこうむったら、ヒーローを酒場(Tavern)や修道院(Abbey)で休ませるためにお金がかかってしまう。
ところが、Shrinkerは、前述の通り一切お金を落とさない。
完全に赤字戦闘になってしまう。

今回の戦闘でも、運悪く3人がこのストレス攻撃をこうむり、
Man-At-Armsに至っては、Afflictionになってしまった。

一体今回の戦闘での仲間のストレス解消にいくらかかるんだろう。。。
そろばんを弾くのが怖い。

とはいえ、今回の戦闘で、全滅した彼らが持っていたTrinketが全て戻ってきた。
皆、Very Rareなどの貴重品だったので大変助かった。

このため、今後Shrinkerと戦う時の、おすすめのパーティー編成は、
HP回復役と全員のDODGEを上げられる職業、
Man-At-Armsを中心に構成するいいだろう。
同様の理由で、
Antiquarianもお薦めだが、彼はHPに不安があるため、用心が必要だ。

実際、この後も何度かShrinkerと戦う機会があったが、
Man-At-Arms3人とOccultistひとり、僕はそんなパーティー編成で挑んだりもした。
これなら、ほぼ危なげなく勝利することが出来る。

だからと言って、彼らによってどれだけDODGEをかけても、ひとりやふたりは、
かなりの確率で自爆の極大ストレスをこうむってしまう。

強さで圧倒するのではなく、ストレスを振りまいて迷惑をかけるという、
ある意味で、大変迷惑な敵なのである。