第十二話:南のダンジョン:Wealdの恐怖

DIARY

さて、前回予告した通り、
今回は、南のダンジョン:Wealdについてお話しいたします。

南のダンジョン、Wealdのボスは、他と比べて一番厄介かもしれない。

しかし!
それ以上に道中でエンカウントする、いわゆる雑魚敵も、
雑魚というには恐ろしく強すぎる連中が跋扈している!!

Wealdは森林地帯なのだが、とにかく、厄介な敵が多い。

まずは、幽霊(エクトプラズム)。
大抵2体以上で現れるのだが、
倒すのにてこずっていると、仲間を呼んだり、
2体が合体して巨大なエクトプラズムになるなど、
厄介なことこのうえない!

素早く倒さないと厄介なのだが、
ボスを倒しに行くときは、持久戦に備えて、
火力より守りを優先するから、どうしても戦闘が長引いてしまう。

また、雑魚と呼ぶにはあまりにも強すぎる敵の筆頭として、
巨人(Unclean Giant)が挙げられる。

uncleanの名前の通り、毒(Blight)の息を吐いてくるなど、
いやらしい攻撃をしてくるが、
何より恐ろしいのは、その攻撃力!

クリティカルが出ると、一撃でノックダウンされること確実。
しかも、体力が高いため、相当な持久戦になる。
こいつに出会ってしまったら、中ボスと戦うつもりで、DebuffやStunを使ったり、
Buffのスキルで守りを固めるなど、様々な戦略を駆使して、
戦わないと命はない!

まだやっかいな敵はいるのだが、
ここのボスも他のボスと比べると、けた違いに厄介だ。

最初のボス、Hug Witchは、名前の通り魔女だが、
後列にいて、前列には大釜が備え付けられている。

魔女を倒すと大釜も消滅するので、
後列を攻撃できるヒーローを揃えて挑むことが肝心だ。

この魔女の攻撃は何と、この煮えたぎった液体の入った大釜の中に、
ヒーロー一人を引きずり込むという、なんとも見ていて苦しそうになるもの!!

数ターン茹でられている間は行動が出来ないのはもちろん、解放された時は、
HPはゼロになっている。
急いで回復しないと、Deathbrowを受けてロストしてしまう危険性が大きい。

本当に、1ポイントでもHPが残っていればいいので、Crusaderなど、
回復量が少ない仲間でも、順番が回ってきたらその技を使って、回復させること。

そして2番目のボスが、恐らく一番厄介だろう。

その敵、なんと、大砲。

爆薬を持った山賊たちと供に現れる。山賊達は雑魚同然だが、彼らが大砲に引火し、
「Booooom!」と出て大砲からヒーロー全員に弾が降り注ぐ。

うまく回避できればいいが、
運が悪ければ体力の少ないヒーローは一発でHPがゼロになる。

こんな時、頼りになるのは、修道女(Vestal)。
全職業中唯一、戦闘中に全員のHPを回復するスキルを持つ。
全回復などしている暇はない。彼女の全体回復スキルで、HPを1でも持っていれば、
即ロストは免れるのだから、とにかく全体回復してしまおう。

そして、弾は「当たるか、外れるか」だから、
防御力(PROT)よりも、回避率(DODGE)が圧倒的に重要だ。
Man-At-Armsを連れて行き、全体の回避率を上げる技を重ね掛けすれば、
それなりの確率でリスクは減らせる。

しかし!完全にリスクをなくすことは出来ない。
どんなに回避率を上げても、当たる時は当たってしまうし、実際、当たってしまう。

だから、回避率を高めつつも、とにかく、この大砲を破壊しなければならないのだが、
この無生物、当然状態変化は一切通用しない。
にもかかわらず、守りが堅く、絶望的な気分になる。
しかし、根気強く、ダメージを少しずつ与えていくこと。
ヒーローのHPは1でも残っていれば、それでいい。
とにかく、攻撃あるのみ。なお、幸い、大砲は前から2番目なので、
Leperのような、前列攻撃専門の職業でも、攻撃が届くため、
とにかく、ダメージを与えることに専念しよう。

運よく大砲を倒した後は、残るは雑魚の山賊たちだけなので、
最後まで気を抜かずに倒そう!

こうして、めでたくレベル3までのボス16体の討伐に成功した。
しかしまだ、レベル5のボスが、待ち構えているのだ。。。
我々は最高のレベル6で挑むことになるだろう。まさに無差別級。
果たして、彼らを倒せる日は訪れるのだろうか。